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仮住まい・引越し不要で家の傾きを直せる!?

家が傾いていたら欠陥住宅?傾いていなくても今後の不安は?

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「欠陥住宅」という単語を聞いた時、あなたはどのような家を思い浮かべますか?

さまざまなイメージが浮かんでくると思いますが、「ビー玉を床に置いただけで転がっていく傾きがある家」といった、映像としてのインパクトの強さもあいまって、「傾きのある家=欠陥住宅」という印象を持っている方も多いのではないでしょうか。

実際、家が傾いていればそれは欠陥住宅と言えるのでしょうか?

仮に傾いているとしても、どのくらいの傾きから欠陥住宅と言われるのか?と、傾きがあるのは欠陥住宅であるというイメージはあれど、実際はどうなのかまではわかりませんよね。

そこでこの記事では、家の傾きと欠陥住宅の関係について解説したいと思います。

家が傾いている=欠陥住宅とは言えない!

最初に知っていただきたい重要なポイントは、「家が傾いていることと、欠陥住宅はイコールではない」ことです。

「家が傾いているなら、それは欠陥住宅と言えるのでは?」と思う方も多いでしょう。

もちろん欠陥住宅である可能性もあるのですが、家の傾きがあるからといって、それが欠陥住宅であるかはまた別のお話なんです。

家が傾く理由は、欠陥住宅以外にも理由がある

なぜ、家の傾きがあるのに欠陥住宅と断言できないのか。

それは、家が傾く理由は欠陥住宅であること以外にも考えられる原因があるからなんです。

主に家が傾く原因として考えられるのは

  • 欠陥住宅
  • 経年劣化
  • 地盤沈下

の3つです。

それぞれの理由について、より詳しく解説していきますね。

家が傾く理由その1:欠陥住宅

理由の1つ目は、まさに欠陥住宅であることです。

具体的には柱や梁(はり)が家を建てる時点から傾きがあったために、床や壁、天井などもそれにあわせて傾いてしまっている状態です。

これは工事の時点で手を抜いていたり、雑な工事だったりしたために起こるもので、住宅を購入して新築住宅であれば10年、中古住宅であれば最低2年の期間、売主に対して「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」による損害賠償を請求できます。

家が傾く理由その2:経年劣化

理由の2つ目は経年劣化です。

家も新築の時はキレイですが、長く住めば住むほど、どうしても傷んでくる部分が出てきます。

壁が汚れてくるのと同じように、長く住むことによって柱や梁がだんだんとたわんできたり、腐ったりして耐久度が落ちてしまうこともあるんです。

また、一階の大部分ををビルトインガレージや庭にしているような場合、一階部分の壁が少ないことで二階の重みに梁が耐えきれず、床が傾いてしまうケースもあります。

このような原因で家の傾きが発生しているのであれば、欠陥住宅とは言えないでしょう。

家が傾く理由その3:地盤沈下

理由の3つ目は地盤沈下です。

地盤沈下とは、その名前のとおり地盤(地面)が沈むことです。

上の建物自体は欠陥住宅ではなくきちんとまっすぐでも、建っている地面そのものが傾いているために家が傾いているように感じてしまう状態です。

地盤沈下は水はけが悪い「軟弱地盤」と呼ばれるところで起こりやすく、その上に建物を建てるには「地盤改良」と言われる、地盤そのものの強度を上げる工事が必要なことが多いです。

しっかりと地盤改良が行われていなかった場合、近隣の工事の影響や付近の道路の交通量によっては地盤沈下を起こしてしまい、家が傾くこともあります。

また、全てが同じ方向に傾くこともあれば、一方向だけでなくさまざまな方向に傾くこともあり、家が建っている地盤によってどう傾くかはわかりません。

家が傾いている原因が地盤であった場合、最悪のケースでは家がつぶれてしまうことも考えられますので、何かしらの対処が必要です。

家の傾きが気になるなら、きちんと調査を。ビー玉判断は不適当

「家が傾いているような気がする」と思うのなら、自分で傾きをチェックする方法もありますので、一度試してみてもいいでしょう。

ただし、よくある「ビー玉を床に置いて転がるかどうか」だけで家が傾いているかを判断するのは不適当です。

なぜなら、法律で「この程度の傾きであれば問題なし」と言われている範囲内の傾きであっても、床の素材によってはビー玉が転がる可能性があるため、家の傾きの判断としてはあまり向いていないからなんです。

それではどのように家の傾きを調べればいいのか?と悩まれる方もいると思います。

こちらの記事では、自分でできる調査方法の他、法律ではどのくらいの傾きであれば問題ないとされているのかなども詳しく解説していますので、気になる方はぜひ目を通していただければと思います。

ビー玉が転がるだけで赤信号?家の傾き検査「ビー玉テスト」の注意点とは

ただ、正確な傾きを調査したいと考えている方は、プロに調査を依頼したほうがいいでしょう。

逆に、家が傾いていなくても欠陥住宅である可能性がある

家の傾きがあっても欠陥住宅ではない可能性がありますが、逆に家が傾いていなくても「欠陥住宅」に該当する場合も、もちろんあります。

そもそも、「欠陥住宅」とは非常に簡単に言うと「その家で暮らすにあたって重要な機能が足りない家」のことです。

ですので、家の傾き以外にも

  • 雨漏りがする
  • 結露が発生している
  • 耐震強度が基準に達していない
  • 家の土台に、防腐措置や防蟻(ぼうぎ)措置が施されていない

などさまざまな内容があるんです。

雨漏りがある場合は明らかに「欠陥住宅」と感じられるものですが、耐震・免震やシロアリ対策に関してはぱっとわかるものではないため、欠陥住宅とは思っていなくても、実はそうだった!という可能性もあるでしょう。

今は傾きがなくても、欠陥住宅だと将来的に傾く可能性はある?

今は特に傾きを感じていない状態でも、もし欠陥住宅だったら将来的に家が傾いてしまう可能性もあるのかな?と疑問に思われた方もいるかもしれません。

もし家が欠陥住宅である場合、今は大丈夫でものちのち家が傾く可能性はゼロではないと言えます。

例えば、実は耐震の基準に達していないケースの欠陥住宅だったときは、大きな地震があった際に大きく家が傾いてもおかしくありません。

不安なら住宅診断(ホームインスペクション)を

家の角部分、「入隅(いりずみ)」に不自然な隙間がある、窓や扉がうまく閉まらない(あるいは勝手に開閉してしまう)などのわかりやすい「おかしな部分」があれば「もしかしたら欠陥住宅かも?」と考えやすいですが、「正直欠陥住宅と言えるのかわからない」というケースも多いでしょう。

そんな時は、「住宅診断士」という資格を持つ方に「住宅診断(ホームインスペクション)」を依頼するのもいいでしょう。

これは、第三者視点で家に瑕疵(かし)があるか、改修が必要かなどをチェックしてくれます。

仮に瑕疵があった場合、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」によって、売主や請負業者に対して補修の依頼や損害賠償を請求できる可能性があります。

スムーズに補修・請求をするためにも専門家による調査は非常に大切です。

家の傾きだけでは欠陥住宅ではない。不安なら調査が一番

家の傾きがあるからといって、欠陥住宅とすぐに結びつけてしまうのはよくありません。

それが家のせいなのか、それとも家が建っている土地のせいなのかはきちんと調査しないと判別できないからです。

しかし、素人がどちらが原因なのかを判断するのは非常に困難であることも事実。

家の傾きについては無料で調査してくれる業者も多いですし、原因がわかることで次の対策も取りやすくなります。

不安ならまずは調査をしてみること、そしてするならできるだけ早く行うことが大切です。

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