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仮住まい・引越し不要で家の傾きを直せる!?

家の傾きは自分で直せる?DIYの手順や注意点を徹底解説!

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家の傾きは自分で直せる?DIYの手順や注意点を徹底解説!

最初はまっすぐだった家も、何十年と住んでいると「あれ?なんか傾いているかも?」と、傾きが気になることも珍しくありません。

家の傾きを直す費用は100万円以上が一般的なため、そこまでお金をかけるほどでは……と思う方も多いでしょう。

 

なんと驚くべきことに、家の傾きを業者に頼まずDIYで直している方もいるのです!

当然費用は業者に頼むよりずっと安く済みますから、自分で直せるならチャレンジしたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、どうやって傾きを直すのか?必要な道具は?注意点は?など、家の傾きをDIYで直す際のポイントをご紹介します。

 

まずは家の傾きを調べよう!

DIYで直す!という前に、まずは家の傾きを調べる必要があります。

ビー玉を床に転がす方法は非常にメジャーですが、もう少し正確性が高い方法を利用したほうが良いでしょう。

 

お手軽なのはホームセンターで売っている「水平器」です。

気泡で判断するアナログ水平器もあれば、傾きが数値でわかるデジタル水平器もあります。

ベストなのはレーザー水平器ですが、これはプロ向けの商品なので、2万円~10万円と高額です。

 

【参考記事】 プロが厳選!自分でできる家の傾きの簡易的な測り方8選

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最近ではスマートフォンのアプリを利用して傾きを調べることもできます。

水平器をわざわざ買うのはちょっと……という方は、アプリを使ってみても良いでしょう。

 

【参考記事】 スマホで家の傾きをチェック!簡単に使える『傾斜測定アプリ』6選

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家が傾いていた!直すのに必要な道具は?

家が傾いていて、それをDIYで直そう!と思っているのであれば、そのための道具をそろえる必要があります。

まずは「油圧ジャッキ」です。

土台を持ち上げるのに必要で、ホームセンターや建材屋で売っています。

傾きを直す範囲によって必要な油圧ジャッキ数が変わりますが、一部屋程度であれば10tジャッキを5つ~6つほど購入すると良いでしょう。

 

次に必要なのは「角材

これは必須ではないものの、油圧ジャッキを土台に直接当てるよりも角材を間に挟む方がかかる重さが分散するメリットがあります。

角材ではなく「鉄板」を使用するとより安心です。

 

そして、ジャッキで一時的に持ち上がった土台や柱の下に挟み、高さを固定する物。

木材よりはスペーサーブロックや石などの硬い物が良いでしょう。

 

また、傾きを調整する際に地盤が軟弱だと油圧ジャッキで土台が上がるのではなく、ジャッキが地面にめり込みます。

めり込みを回避するためにセメントや砂で地面を固めるかあるいは、コンクリート平板(もしくは鉄板)をジャッキの下に置いて使う対策が必要です。

大引きを油圧ジャッキで上げて調整していく

いざDIYを行う!という時の注意点として、DIYで傾きを直すためには「床下に入る」または「床を剥がす」必要があります。

といいますのも、油圧ジャッキで傾きを調整するためには「大引き」という床を支えている角材を持ち上げて調整する必要があるからです。

ですから、そもそも床下に入れない、または床を剥がすわけにはいかないという方はDIYでの傾き調整は難しいでしょう。

素直にプロの業者にお願いすることをおすすめします。

 

床下に入る、または床を剥がすことに問題がない場合、傾いていて下がっている部分に油圧ジャッキを使用して傾きを調整していきます。

その際、ミシミシやギギーなど、大きな音がします。

家が持ち上がっているのですから当然ですが……

上げすぎないように、水平器をこまめに確認して、傾きチェックを忘れないようにしましょう。

出来た隙間にスペーサーブロックを挟んで固定する

油圧ジャッキで大引きを持ち上げ、傾きが解消されたら次は固定です。

傾きが調整されたことで、沈下しているコンクリート基礎と持ち上がっている大引きの間に隙間が出来ています。

そこに支えとなるものを挟み込んで固定する、というわけです。

 

挟み込む素材は木材よりも、温度や湿度で大きさが変わりづらいスペーサーブロック鉄板がオススメです。

きちんと固定ができたら油圧ジャッキを外して、ジャッキアップ工事完了です!

再沈下してしまうことも!?DIYの注意点

ここで注意していただきたいのは、いくらDIYで家の傾きを直したとしても「再沈下」してしまう可能性があることです。

これは「なぜ家が傾いたのか」その原因に大きな理由があります。

 

例えば基礎工事の段階で傾きがあったのであれば、DIYで直したことで今後傾くことはないでしょう。

しかし、軟弱地盤が原因で家が傾いてしまったのであれば、地盤が改善されない限り付け焼き刃の対処でしかないからです。

 

もちろん地盤が軟弱な場合はプロに頼んでも再沈下する可能性はあるのですが、プロでしたら傾きだけでなく地盤の状態も確認した上で最適な方法を提示してくれます。

家の傾きを直す工法の中には再沈下に強い、軟弱地盤であっても可能な工法もあります。

それらの工法を採用している業者に頼めば、今後の再沈下の心配は不要です。

地盤が軟弱な場合は素直にプロを頼ろう

家が建っている地盤が軟弱な場合、いくらDIYで直したとしても、またいずれ傾いてしまうでしょう。

軟弱地盤が原因で家が傾いた場合は素直に専門業者に頼むべきです。

 

家の傾きを直すための方法(工法)はさまざまですが、

 

  • 耐圧板(盤)工法
  • 土台上げ工法
  • 薬液注入工法
  • アンダーピニング工法

 

上記4種類の工法がメジャーです。

 

基礎の下の土を掘って耐圧板を設置しジャッキアップを行う「耐圧板(盤)工法」と、基礎部分と土台を切り離し、土台をジャッキアップして隙間にモルタルを入れる「土台上げ工法」の2つの工法については地盤が軟弱だと再沈下の恐れがあります。

今回DIYとしてご紹介した方法は、「土台上げ工法」に該当します。

 

地盤が軟弱な場合は、セメント系薬液を地盤に注入する圧力で地盤ごと家を持ち上げる「薬液注入工法」と、硬い地層までコンクリート杭(または鋼管杭)を押し込んで傾きを直す「アンダーピニング工法」のどちらかを利用することになるでしょう。

この2つの方法はさすがにDIYの範疇を超えていますから、専門家に任せるのが懸命です。

 

工法については、「家の傾き修正工事の費用や予算は?」のページで解説しています。

家の傾き修正工事の費用や予算は?レフトハウジングなら低価格・高品質

 

家の傾き修正工事は無料で見積もりをしてくれるところがほとんどなので、複数の業者にお願いして比較検討すると良いでしょう。

費用はかかるが、専門業者に頼む方が安心感はある

DIYで家の傾きを直す場合、費用は材料費や工具の代金のみですから、プロに頼むのに比べると5分の1以下に費用を抑えることができるでしょう。

しかしDIYでの作業はプロとくらべて確実なものではないため、いつ再沈下が起こるかもわかりませんし、直す前よりも大きな傾きになってしまう可能性だってゼロではありません。

数年後には取り壊す、売ってしまうというのであればDIYで直すのもアリかもしれません。

 

専門業者に頼むと、費用こそ200万円~と決して安くはないお値段ではあるものの、中には一定期間保証をしてくれる業者もあります。

これからも長く住むのであればプロの手で今後も安心して住み続けていける住宅にしてもらうことをおすすめします。

このページの用語解説

大引き(おおびき)とは

床を支えるために、基礎のないところに横置きする角材のこと。
土台と束によって支える。

スペーサーブロックとは

サイコロ状もしくは直方体のコンクリートの塊のこと。
数cm~数十cmといろいろな大きさのものがある。
隙間の幅を固定するのに使われる。

土台(どだい)とは

基礎の上に横置きする角ばった木材のこと。
その上に柱を立て金具で固定する。

軟弱地盤(なんじゃくじばん)とは

建物を建てると今後悪影響がでると推定される強度の地盤のこと。
明確な基準はない。

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