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仮住まい・引越し不要で家の傾きを直せる!?

地盤沈下を自分で測定する方法はある?地盤アプリもご紹介

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地面の高さが変わってしまう「地盤沈下」

家の傾きの最大の原因と言えるでしょう。

「地盤が弱い地区だから、もしかして自分の家も…?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで、今回は地盤の測定方法と、個人でも使える地盤に関するツールについて解説していきたいと思います。

 

特に記事後半でご紹介する、内閣府が提供している「じぶんの地盤アプリ」がおすすめです。

GPSでリアルタイムに自分がいる場所の地盤スコアを見ることができます。

 

「地盤沈下」とは?その原因はさまざま

地盤沈下とは、なんらかの原因で地中の層が圧縮され、表層が沈む現象のことを言います。

ただ、地盤沈下と一言で言っても、その原因はさまざまです。

大震災は地盤沈下の大きな原因のひとつ。

地震によって「液状化現象」が起こり、そのまま地盤が沈んでしまったという事例は記憶に新しいのではないでしょうか。

 

液状化現象とは、水と砂が分離して水のみが地面より上に噴出してしまう現象です。

水を含んでいた地中の層が圧縮されると、表層は以前より低くなってしまいます。

つまり液状化現象が発生すると、ほぼ間違いなく「地盤沈下」します。

 

また、地下水の汲み上げを過剰に行うことにより、水を含んでいた層が圧縮され、地盤沈下が起こることもあります。

地盤沈下が起きると家が傾いてしまう可能性大!

基礎の下で地盤沈下が起きてしまうと、家が傾く可能性が非常に高まります。

傾かなかったとしても、基礎の一部が宙に浮いている状態ですから、かなり不安定な状態と言えるでしょう。

地盤の種類により影響範囲は異なりますが、地盤沈下が発生するとその周辺の土圧が下がり、さらなる地盤沈下を発生させてしまいます。

 

基礎下の地盤強度はある程度均一である必要があります。

たとえば自宅の近くで、マンション建築のため土を掘り起こす工事を行っている場合、工事をしている方向に家が傾く場合があります。

これは地盤の強度が不均一になった結果、局所的な地盤沈下を引き起こし、家が傾いてしまったのです。

 

家が傾くとドアや窓が閉まりづらくなるといった物理的な弊害だけではなく、頭痛や肩こりが起こりやすいなど健康への悪影響も発生します。

また、傾いている家は資産価値も下がっていると考えられます。

自分の土地の地盤沈下を計測する方法はあるのか?

ここまで目を通していただき、ご自身が住んでいる土地の地盤が気になってきた……という方もいるかもしれません。

地盤は家を建てるときにその目で見ることができませんから、一体どのようになっているかわからない分、不安も大きいですよね。

 

「自分で地盤沈下が起きているか測定してみたい」と思った場合、どのようになっているか測定する方法はあるのでしょうか?

結論を言うと、個人で行うには手間がかかりすぎるため、専門業者に依頼するのが懸命です。

 

地盤沈下による被害は、家の傾きが最大の懸念事項と言えます。

コストと手間をかけてまで地盤そのものの沈下測定をするメリットは薄いと、私は思っています。

地盤を計測する機器・方法はさまざま

地盤を計測する方法はさまざまあり、それぞれ専用の機器を使用すします。

メジャーなのは「沈下板」と「沈下計」を利用したものです。

 

空港を建設するための海洋埋立が必要な場合は、圧力変換器を組み込んだ導水管を使って地盤沈下を継続的にチェックするシステムや、無線を利用して地盤沈下を監視しつづけるシステムなども使われています。

土木工事で主に使われる「沈下板」と「沈下計」

「沈下板」とは、一定の大きさの正方形の鋼板に測定用ロッドを取り付けて、その数値により地盤沈下を測定するものです。

板を地表に置くタイプと、地中に入れるタイプの2つがあり、現場によって使い分けます。

 

「沈下計」には「水盛式沈下計」と「層別沈下計」の2種類があり、測定方法が違います。

 

水盛式沈下計」とは、基準となる「基準水槽」と、測定ポイントに設置した水盛式沈下計を連通水管で結び、基準水槽の水位と比較して地盤沈下を調べるシステムです。

鉄道や道路工事の際に多く利用される方法です。

 

層別沈下計」はいわゆる「ボーリング」で地盤の各層をチェックできる機器です。

主に軟弱地盤の改良時や、盛り土の圧密に伴う地中の深度別沈下を測定するために使われます。

高層ビルの建設時に使われることもあります。

 

当然ですが、上記の機器は専門的なものですから、個人で気軽に手に入れ、かつ利用できるものではありません。

ネットや「じぶんの地盤アプリ」で地盤を調べる方法がおすすめ

自宅の地盤が弱めなのかそうでないのか、ざっくりと知りたいのであれば、インターネット上で無料で公開されている「地盤情報」のチェックを推奨します。

民間企業が無料でデータを提供しており、ご自宅の住所を入力すると地盤の強さや液状化しやすさなどの目安が表示され、簡単に地盤をチェックすることが可能です。

 

また、内閣府が「じぶんの地盤アプリ」というスマートフォンアプリを提供しています。

GPSの力でリアルタイムに自分が歩いている部分の地盤安心スコアを見ることができます。

地盤安心スコアは、液状化リスク・浸水リスク・土砂災害リスクなどで総合的に算出されるようです。

 

こちらも「とりあえず自宅の地盤はどうなの?」と思っている方におすすめです。

アプリだけではなく、PCやスマホのブラウザ上でも動作します。

家の傾きが気になるなら、調査を頼むかスマートフォンアプリで

「地盤沈下よりも、それに伴う家の傾きの方が不安」という場合、住宅診断士に調査を依頼する手もあります。

プロに調査してもらうことで元の地盤の強さ・弱さにかかわらず、現在の地盤がどうなっているか、不同沈下が起きているかどうかをしっかりと確認できます。

デメリットとして、調査に費用がかかることが挙げられます。

調査内容にもよりますが10万円以上かかることもあり、費用面で二の足を踏む方もいるでしょう。

 

その場合は、家の傾き修正の専門業者をあたってみましょう。

家の傾き修正工事を検討しているのであれば、交通費含め傾き調査と見積もりは無料の業者も複数あります。

 

単純に家が傾いているかを知りたい!というのであれば、スマートフォンアプリで簡単に確認ができます。

まずはこちらで傾きがあるか判断することをおすすめします。

下記のページで、たくさんの家の傾き測定アプリを紹介していますから、興味がある方はぜひ目を通してみてくださいね。

スマホで家の傾きをチェック!簡単に使える『傾斜測定アプリ』6選

地盤沈下はさまざまな弊害が。自宅の地盤をしっかり知ることが大事

地盤沈下は自然にも人為的にも起こり得るものです。

もし、自宅の一部が地盤沈下を起こしていたらその家が住みにくくなるだけでなく健康の面でも被害を受けてしまいます。

健康被害が表れている場合は、悪化する前に少しでも早く対策をとりましょう。

本格的な調査は業者に頼むしかありませんが、アプリやネットなどを利用して自宅の地盤や家の傾きを調べることは手軽にできますから、まずはそちらから試してみてはいかがでしょうか。

このページの用語解説

不同沈下・不等沈下(ふどうちんか・ふとうちんか)とは

地盤沈下の影響で建物が傾いた状態のこと。地盤沈下がおきても、建物がストンと傾かずに沈下した場合は不同沈下とは言わない。

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