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仮住まい・引越し不要で家の傾きを直せる!?

液状化した地盤の再液状化に要注意!

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液状化した地盤の再液状化に要注意!

液状化した地盤の再液状化

液状化現象により水が噴き出すと、土はある程度圧縮されます。

一般的には「一度液状化してしまえば、水分量も減り地盤も締め固まるので、今後は液状化の可能性が低い」と考えられています。

しかし、長い間結合していた土と土が液状化により一旦分離されると、水分が抜けたとしても以前ほどの強度には戻りません。

地震により地盤がゆすられている時間も数分間であり、地盤全体が不均一に圧縮されますので、地震前よりも強固になった場所もあれば、より軟弱になった場所もあります。

地盤内の過剰な水分が全て排出されたわけではなく、土の圧縮も「強固な地盤」といわれるレベルにはなりません。

このようなことから過去に液状化した地盤は、今後の震災による再度の液状化を警戒するべきだと思います。

再液状化しやすい地盤とは

液状化現象が大きく発生した地盤では、比較的再液状化しやすいと言われています。

逆に小規模に液状化した地盤では、地盤が引き締まり、今後の地震で液状化しにくいという結果になっています。

しかしその場合でも、液状化被害が表面に出ていないだけで、実は家屋の下に大きな陥没ができていて、その分の土は離れた場所で噴き出していた可能性もあります。

また、完全に液状化してしまった地盤では、次の地震により、震度が小さかったとしても再液状化してしまう危険性が高いと考えられています。

いつでも、どこででも大地震が起こりうる国なので、一度液状化した場所は地盤改良が急務と言えるでしょう。

再液状化を防ぐ工事とは

家が建っている状態では更地の状態と比べ、地盤改良の手段は限られています。

家の中の床を剥がしてしまい、更地と同じ工法で地盤改良する手段もありますが、現実的ではありません。

 

現在、行政で主に検討されている工法は「地下水位低下法」と「格子状改良工法」の2つです。

地域により採用される工法が異なりますが、どちらも効果が高いと予想されています。

しかし、複数世帯の同意が必要かつコスト面での問題もあり、実現までは時間がかかりそうです。

 

一部の薬液注入工法では、家が建っている状態でお庭から斜めに薬液を注入することにより、家の下の地盤を改良していくことも可能になっています。

一般住宅で個別に行う地盤改良手段としてはもっとも現実的と言えそうです。

このページの用語解説

液状化現象(えきじょうかげんしょう)とは

砂と水が多い地盤が揺れると発生する。水と砂が分離して、水が噴き出してしまう現象。地盤沈下を引き起こす。

更地(さらち)とは

建物が建っていない空き地のことを指すのが一般的。法律上だといろいろ条件が付く単語である。

地盤改良工事(じばんかいりょうこうじ)とは

地盤を強化する工事、もしくは建物の傾きを抑制する工事の総称。地盤沈下を抑制することが目的。家の傾きを修正するという意味合いは含まない。薬液注入工法、表層改良工法、杭工法などがある。

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