電話でのお問い合わせ メールでのお問い合わせ

仮住まい・引越し不要で家の傾きを直せる!?

ボイリング・ヒービング対策工事 安全に土を掘り地盤沈下を防ぐ方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ボイリング、ヒービング対策工事|安全に土を掘り地盤沈下を防ぐ方法

ボイリング、ヒービング対策工事とは

ボイリングやヒービングが発生してしまうと対処に大きな手間・時間・コストがかかるので、発生させない予防措置が必要です。

地盤が軟弱でこれらの現象が予想される場合には、土留めの深さをより深くする、もしくは薬液注入による地盤改良工事が有効です。

ボイリング・ヒービング対策工事

「掘削工事中に土留めの内側の底面を地盤改良する」かあるいは、「あらかじめ土留めの外側を地盤改良し、地盤沈下を抑制しておく」などの予防工事は効果的です。

土留め(どどめ)とは

地面を深く掘るときは、まわりの土が崩れてこないように壁を作ってから、掘っていかなければなりません。

このときに作る壁のことを土留めと言います。

特にマンションやビルなどの建物で地下フロアの規模が大きい場合は5メートル以上深く掘ることになるため、土を掘る前に大掛かりな土留め工事が必要になってきます。

この土留め工事をしっかりとしておかないと、地面を掘っているときに近隣の土地の地盤沈下を引き起こしてしまいます。

ボイリング現象とは

簡単に言うと、軟弱地盤を深く掘ったときに発生する水の回りこみによる地盤の崩壊現象です。

土留めの内側を掘っていくと、壁の内側と外側に高さの差ができていきます。

それに伴い内側と外側に地盤内の水位の高低差ができます。

例えばお風呂の中に板を立てて水位の差を付けようとしても、板の下と横から水が回りこんでしまうように、土留めの下から水が内側に回りこみ、噴水のように噴き出してしまいます。

これがボイリング現象で、これが発生すると、土留めの内側では水が噴き出して地盤がヘドロ化し、外側では地盤内の水分が極端に減り地盤沈下を引き起こし、場合によっては土留めそのものが崩壊してしまいます。

こうなってしまうと、これ以上掘削工事を進めることはできなくなります。

ヒービング現象とは

ヒービング現象とはボイリングと似ている現象で、軟弱地盤を深く掘ったときに発生する土の回りこみによる地盤の崩壊現象です。

土留めの内側を掘っていくと壁の内側と外側に高さの差ができていきますが、それに伴い内側に比べて外側の土の重量が大きくなります。

この重量の差に内側の底の地盤が耐えられなくなると、土留めの下から土が回りこんでしまい、内側の底面が盛り上がり、その分外側の表面が沈下します。

これがヒービング現象で、これが発生すると、土留め外側の地盤沈下が発生し周りの家を傾けてしまったり、土留めそのものの耐久力が大幅に低下し、作業のやり直しが必要になってしまったりします。

このページの用語解説

掘削(くっさく)とは

土をシャベルや重機を使って掘ったり、穴をあけたりすること。

地盤沈下(じばんちんか)とは

土の中の隙間が埋まって表層の土地が陥没すること。地震による液状化でも発生する。

地盤改良工事(じばんかいりょうこうじ)とは

地盤を強化する工事、もしくは建物の傾きを抑制する工事の総称。地盤沈下を抑制することが目的。家の傾きを修正するという意味合いは含まない。薬液注入工法、表層改良工法、杭工法などがある。

土留め(どどめ・つちどめ)とは

もともとの斜面に土を盛った場合、または土を掘ったときに出来る壁面などが崩れないように、木や鉄の板を縦に設置する工程のこと。山留め(やまどめ)と同じ意味。頑丈な鉄筋コンクリート製のものは擁壁(ようへき)と呼ぶ。

軟弱地盤(なんじゃくじばん)とは

建物を建てると今後悪影響がでると推定される強度の地盤のこと。明確な基準はない。

薬液注入工法(やくえきちゅうにゅうこうほう)とは

液体を基礎下の土の中に注入して、その注入圧によって地盤ごと基礎を持ち上げて家の傾きを直す工法。傾きの修正だけでなく地盤改良も兼ねることができる。詳しくは「家の傾き修正工法のそれぞれの特徴と予算の目安」へ。

擁壁(ようへき)とは

斜面や段差がある土地で、崩れてこないように土を留めて(とどめて)おく為に作られた、鉄筋コンクリート造の壁のこと。土留め(どどめ)の一種。

ネットからの無料相談