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仮住まい・引越し不要で家の傾きを直せる!?

地盤が弱い地名・危ない地名とは?地盤沈下による家の傾きに要注意!

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地名による地盤沈下の危険度チェック!地震に弱い地域の見分け方とは?

私たちが普段何気なく使っている地名には由来があり、地名から地盤の良し悪しが判断できます。

地名には地盤が強いか弱いかだけではなく、地盤沈下リスク・液状化リスクがどの程度かを伝えるメッセージも隠されているのです。

気になる方は、図書館の郷土資料コーナーやお住まいの自治体、法務局などで調べてみてください。

今回は、地名に使われる文字の意味軟弱地盤と良好地盤の見分け方旧地名を調べる方法についてご説明します。

 

地名にはどんな由来がある?災害リスクを示しているなど7つの要素

全国に散らばる土地には名前があり、由来があります。

昔の人たちは、次のような理由や事情で土地に名前を付けていたようです。

 

  •  地形や自然条件
  •  災害リスク(谷・川・浜・浮・低など)
  •  方角(西町・東町など)
  •  歴史的背景
  •  人物(その土地と縁の深い人物の名)
  •  信仰(八幡町・稲荷町など)
  •  職業(呉服町・紺屋長町・左官町・鷹匠町など)

 

何百年と使われてきた古い歴史を持つ地名もあれば、近代以降に誕生した比較的新しい地名もあります。

地歴をみれば、その土地が元々どんな場所だったのかが分かります。

地名の由来をたどることは、地盤がどのように形成されたのかの経緯を確かめる手段になるのです。

家を建てる地盤として適しているか建てる前に地盤改良工事が必要か、これらの大まかな目安にもなるでしょう。

地盤が弱い可能性がある文字28選。この文字がある地名は危険?

軟弱地盤の可能性がある文字地名研究は、地震の揺れに強い硬質タイプを「良好地盤」、地震の揺れに弱い軟質タイプを「軟弱地盤」に分類し、地盤の良し悪しを判別します。

 

軟弱地盤に相当する土地(地盤沈下の可能性が高い土地)は、「水に関連する地名」「低地を表す地名」「農耕地を表す地名」の3種類に分けられます。

水関連

河川に関する、

に関する、

水のある場所を表す、

水に関係した、

そのほかに、

など水路周辺にある建造物や、

などの水辺に生息する動物を表す漢字も見られます。

土地関連

低地を表す、

  • 窪(久保)

そのほか土の状態を表す、

などもあります。

また、農耕地だった場所には、

  • 新開

などの字が見られます。

 

これらの漢字を地名に持つ土地は、軟弱地盤の可能性が高いと言えます。

地震や経年圧密による地盤沈下が発生し、家の傾きが生じることもあります。

もうすでに傾いている住宅の場合、地盤沈下が進行して家の傾きが悪化するケースも少なくありません。

上記の文字が入っている地域に住宅を建てる場合には、事前に地盤改良工事を行うなど、地盤沈下対策について考えておくべきでしょう。

 

【参考記事】 家が傾く原因を解説!地盤と建物が沈下する「圧密沈下」と「液状化」とは

家が傾く原因を解説!地盤と建物が沈下する「圧密沈下」と「液状化」とは

 

低地や海沿いの埋立地であれば、津波洪水リスク・液状化リスクを考慮しておかなければなりません。

山地を開墾した土地であれば、土砂災害がけ崩れが起きやすいと判断できます。

固い地盤を意味する文字10選。この文字が入った地名は安全?

良好地盤を意味する文字良好地盤も、地名に使われる文字からおおよその推測が可能です。

具体的には次のような漢字が挙げられます。

山・台地・高地関連

を表す、

台地などの高い場所を表す、

  • 岡(丘)

ほかに、

樹木がしっかり根をはっている良好な土地に見られます。

 

軟弱地盤の地名に用いられる文字とは正反対に、「山」「岳」「峰」などの高地を意味する漢字が目立ちます。

自然にできあがった地形をそのまま生かした土地ほど、地盤は硬質で災害リスクも低いと考えて良いでしょう。

地震に強く、住宅を建てる地域として望ましいと言えます。

仮に震災により家が傾いている場合でも、今後の不同沈下の進行は比較的ゆるやかだと考えられます。

 

【参考記事】 住宅地に適した地盤とは?地盤の種類と想定される災害を教えます!

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地名の由来を調べる3つの方法とは?過去の地名も確認しよう

各市町村の図書館や資料室で調べる

図書館には、地誌や地名の由来を記録した郷土資料が保管されています。

中には、明治・大正時代の「地籍図」、その復刻版を備える図書館もあり、旧地名からさかのぼって調べたいときに便利です。

各自治体に問い合わせて調べる

区役所や市町村役場には自由に資料を閲覧できるスペースもあります。

地名にまつわる郷土資料を取り扱う自治体であれば、地歴関連の情報も入手できるでしょう。

まずは相談が可能かどうか、行政へ問い合わせてください。

法務局の登記簿謄本をとって調べる(閉鎖登記簿)

法務局の登記簿謄本には、土地に関するさまざまな情報が記載されています。

たとえば謄本の「地目」欄には「畑・田・山林」などどんな用途で使われていたかの情報が掲載されている場合もあります。

現在は宅地であるはずの土地も、登記簿の調査で隠れた情報が見いだされることもあるでしょう。

 

ただし、登記簿がコンピュータ化されて細部の情報が分からない場合は、「閉鎖登記簿」を活用することになります。

おわりに

地名の由来を調べると、地形や地歴といった地盤に関する気になる情報が読み取れます。

地名は地盤の安全性を推し量るバロメーターにもなるため、今回ご紹介した情報を参考に由来や地歴を調べてみてください。

また、お住まいの地域が水に関係した地名で、津波などが心配な方は、自治体のハザードマップなどの情報も合わせて確認すると良いでしょう。

このページの用語解説

圧密(あつみつ)とは

上部からの圧力により土の体積が減少することを圧密と言う。土の上に家などの重みがかかると、土内部の水と空気が搾り出されて引き締まった土ができる。引き締まった分、表層が沈下する。

液状化現象(えきじょうかげんしょう)とは

砂と水が多い地盤が揺れると発生する。水と砂が分離して、水が噴き出してしまう現象。地盤沈下を引き起こす。

地盤沈下(じばんちんか)とは

土の中の隙間が埋まって表層の土地が陥没すること。地震による液状化でも発生する。

軟弱地盤(なんじゃくじばん)とは

建物を建てると今後悪影響がでると推定される強度の地盤のこと。明確な基準はない。

不同沈下・不等沈下(ふどうちんか・ふとうちんか)とは

地盤沈下の影響で建物が傾いた状態のこと。地盤沈下がおきても、建物がストンと傾かずに沈下した場合は不同沈下とは言わない。

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