家の傾き修理・地盤沈下修正工事の見積もり依頼前に確認!6つの重要ポイント
測量や見積もり業者として望ましいか、その選択のポイントをご説明します。
- 家の傾き修理・修正工事をメインの事業としているか
- 特殊土木工事の経験がある一級土木施工管理技士が在籍しているか
- 建設業許可の登録があるか
- 見積もり、レーザー診断・測量は無料か(交通費も確認)
- 施工事例が確認できるか
- 無料での保証があるか
目次
家の傾き修理・修正工事をメインの事業としているか
工務店、ハウスメーカー、建築事務所に相談しても専門外といわれることが多い業界です。
業務内容はリフォームなどが主で、家の傾き修正工事は得意ではないものの一応施工は可能、という業者もいます。
「酒は酒屋に茶は茶屋に」とも言われています。
家の傾き修理・修正工事を専門にしていて、それのみの技術力向上に力を注いでいる業者であれば、満足度の高い工事を提供してくれる可能性は高いと判断できます。
特殊土木工事の経験がある一級土木施工管理技士が在籍しているか
資格は、高い誇りと使命感の表明です。
一級土木施工管理技士が施工計画を立てている施工会社を選択することで、より質の高い工事が期待できるでしょう。
建設業許可の登録があるか
建設業許可があれば即安心とは言えませんが、会社として一定の基準がないと所得できませんから、許可がある施工会社を選択しておくことで、及第点の工事は確保できます。
見積もり、レーザー診断は無料か(交通費も確認)
複数社から見積もりを取る場合その全てが有料となると、それなりの負担になってしまいます。
交通費も含め見積もりが無料の業者であれば、「とりあえず」で見積もりを依頼しても良いかもしれません。
施工事例が確認できるか
大規模な建物の不同沈下修正を得意としている会社や、小規模な一般住宅を中心としている会社などさまざまです。
実際行った工事の施行例を確認し、どのような工事に長けているか調べておきましょう。
どういった工事をどの様に仕上げたのか確認することで、仕上がりイメージが具体的に掴めますし、実績があるという安心感を持つこともできます。
無料での保証があるか
家の傾き修正工事の無料保証は、「再沈下させず再度お伺いする必要のない質の高い工事を提供している」という自信の表れだと判断できます。
再沈下に対する保証の有無は、施工会社選定の核心であると言えるでしょう。
このページの用語解説
不同沈下・不等沈下(ふどうちんか・ふとうちんか)とは
地盤沈下の影響で建物が傾いた状態のこと。地盤沈下がおきても、建物がストンと傾かずに沈下した場合は不同沈下とは言わない。
レーザー診断・レーザー測量(れーざーしんだん・れーざーそくりょう)とは
水平にレーザーを飛ばして、家の傾き具合を調べること。一般的に行なわれているが学問上、法律上の正式名称はない。