担当者から一言
築25年の2階建て10世帯のアパートです。
家賃を高く設定できる角住戸が傾いていて、オーナー様は対応にお困りでした。
「傾きが大きくて内装リフォームでは対応できない」と、複数のリフォーム業者に断られてしまったようです。
外回りは入居者様の通路になっているため、家屋内部から工事を進めます。
和室の畳を上げて基礎の一部を斫り、そこからトンネル堀りをして油圧ジャッキを設置。
全てのジャッキ設置ポイントをトンネル内部から掘削しましたから、外構の破損はほぼありませんでした。
建物の傾きを直すと同時に外階段も持ち上げて、沈下修正工事完了です。
工事期間 | : | 14日間 |
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地域 | : | 千葉県八千代市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 18ポイント |
結果 | : | 最大114ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 養生
- 土間の斫り
- 地盤掘削
3~12日目
- 地盤掘削
- トンネル掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
13~14日目
- 沈下修正
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し
- 外階段傾き修正