担当者から一言
築37年で布基礎2階建てのお住まいです。
図面左下に向かって折れるように傾いています。
地盤沈下によって基礎の下が空洞になった結果、家の重量に耐え切れず基礎が裂けてしまったのではないでしょうか。
基礎が宙に浮いている状態も一部確認できます。
水回りを中心に、支持層までコンクリート杭を打ち込んでから家を持ち上げていきます。
こちらの現場では深度5メートルに強固な地盤があり、そこでジャッキアップの反力が得られました。
割れている基礎には樹脂を注入した後、鉄プレートで補強。
家を水平に修正し、併せて基礎の強度を上げることで、耐久性に優れた長寿命の家に改善することができました。
工事期間 | : | 14日間 |
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地域 | : | 岐阜県大垣市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 17ポイント |
結果 | : | 最大162ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 草刈り
- 機材搬入
- 地盤掘削
3~12日目
- 地盤掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
13~14日目
- 基礎補強
- 沈下修正
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し