お客さまからのお声
我が家は木造の一戸建てで、もうすぐ築30年になります。
かなりしっかりと建ててくれてたようで、この30年近くの間に大規模な修繕が必要になることはありませんでした。
ただ最近になって、裏の用水路に向かって家が傾いていることが分かりました。
家の傾きに気づいたきっかけは、妻が炊事をしている姿勢に違和感を感じたことでした。
妻は「キッチンに立っていると左足だけが痛くなるので、いろいろ姿勢を変えている」と言うのです。
最近は私にも足の痛みや体調不良があったのですが、年齢のせいだとばかり思っていました。
すぐに近所の工務店に相談したところ、キッチンだけではなく家全体が傾いているかもしれないと言われ、レフトハウジングさんを紹介してくださいました。
レフトハウジングの担当者さんによると、用水路側の地盤に水が少しずつ染み込んでいるせいで、地盤が家の重みで変形し、少しずつ用水路側の方向に引っ張られように家が傾いている可能性が考えられるそうです。
直す方法として、地盤を強化しながら家の傾きを直すという工法を提案していただきました。
我が家に一番適していると自分でも感じましたし、担当者さんの対応もとても誠実でしたので、すぐに工事をお願いしました。
工事が終わった今では、妻の炊事する姿を後ろから見ても、背筋が伸びて姿勢が良くなっているのがはっきりと分かります。
妻は「足の痛みがなくなった」と喜んでいますし、私自身も最近は体調が明らかに回復しています。
夫婦で健康に、不安を感じずに住み続けることができるのは一見当たり前のような気もしますが、今までの私からすると爽やかな風に吹かれているように感じてしまいます。
担当者から一言
お問い合わせ頂いた時に社内のデータでお調べしましたが、特に地盤の弱い地区ではありませんでした。
長方形の形をしていて、長い辺が水路に面しているお家でしたので、弱くなっている地盤に接している面積が広く、気づかないぐらい少しずつ傾いていったのだと思います。
一部の地盤内の水分量が多いために軟弱になっていますが、深くまで軟弱な地盤が続いているわけではありませんでした。
グランドコンパクション工法により弱い部分だけではなく全体的に地盤改良を行い、強度を均一にしてから、家の傾きを直していきました。
用水路に面しているスペースが狭く、修正の微調整に苦心しましたが、補助のジャッキを多めに設置することで、精度を上げていくことができました。
工事完了後はご夫婦ともに晴れ晴れとした声で話されていて、私達の工事の達成感はひとしおでした。
工事期間 | : | 7日間 |
---|---|---|
地域 | : | 茨城県常総市 |
薬液注入を開始した深さ | : | 地下5.4メートル |
工法 | : | グランドコンパクション工法 |
結果 | : | 最大49ミリの改善 |
グランドコンパクション工法(工法解説ページ)
1~2日目
- ブルーシート等による養生
- 機材の降ろし(硬化剤、水タンク、圧力計、二重管等)
- 土間の斫り
3~5日目
- 手掘り掘削による埋設管確認
- 鉄管によるボーリング調査
- 外部レベル測量
- 二重管による薬液注入
6~7日目
- 外部レベル測量、室内レーザー測量
- 二重管による薬液注入
- ベランダの高さ調整
- 機材片付け、清掃