お客さまからのお声
私の自宅は二世帯住宅で、もともとは斜面の土地を盛り土で水平にしてから家を建てました。
新築時にきちんと確認しておけばよかったのですが、盛り土の締め固めが甘かったようで、擁壁(ようへき)の方向に向かって家が傾いています。
住み続けて10年目ぐらいから、少しだけ部屋の傾きが気になっていたものの、多少の違和感がある程度でしたので、なかなか思いきれずにずっと放置していました。
しかし、東日本大震災で傾きが一気に大きくなってしまい、それからというもの、休みの日でも疲れがとれず、平日の夜もなかなか眠れないことで、毎日の仕事に支障が出てきてしまいました。
妻や両親からも「眠りも浅いし、ずっと体調が悪くて気持ちが晴れない」と相談を受け、これ以上悪化させるわけにはいかないので、家の傾き修正工事を行うことにしました。
市内にある建築会社をいくつか周ったところ、それぞれ専門業者を教えてくれました。
その中で複数の建築会社からおすすめされて評判の良かったレフトハウジングさんを選び、工事をお願いしました。
工事中は真剣さがすごく伝わってきましたし、ひとつひとつの作業をとてもていねいに進めてくれていて、見ていて安心感がありました。
工事の結果は大満足で、リラックスしてぐっすり眠れるようになり、元気な状態で仕事に出かけられるようになりました。
妻や両親も体調が回復してきたみたいで、笑顔でいることが多くなってきました。
家族全員の共通の悩みがすっかりとなくなったことで、家庭内が明るくなり、にこやかな雰囲気を毎日感じています。
担当者から一言
かなりの高台にある地区で、とても見晴らしのいい素敵なお住まいでした。
ただ、高い擁壁に盛り土をして家を建てているようでしたので、新築時の土の転圧は大変だったのだろうな、という印象を持ちました。
お家は、もっとも盛り土の厚みがあると思われる方向に引っ張られるように傾いていて、基礎の亀裂も確認できました。
盛り土の上に重量がかかり続けると更に地盤の沈下が進む可能性がありましたので、深い支持層によって家を支えるために、制振アンダーピニング工法による家の傾き修正工事をご案内しました。
工事を始めてコンクリート杭を打ち込んでみると、やはり擁壁に近い部分ほど深くまで入って行きます。
盛り土の厚みを意識しながら杭の打ち込みによる反力をバランスよく確保することは、家を長期的に守ることにつながりますから、その作業は特に慎重に進めました。
工事完了後はご家族全員が笑顔になられていて、体中に充実感がみなぎったのをよく覚えています。
工事期間 | : | 24日間 |
---|---|---|
地域 | : | 神奈川県横浜市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 21ポイント |
結果 | : | 最大97ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~4日目
- 機材搬入
- 土間の斫り
- 地盤掘削
5~10日目
- 地盤掘削
- 埋設管の掘り出し
- 土間の斫り
11~17日目
- 埋設管の掘り出し
- コンクリート杭圧入
- 沈下修正
18~21日目
- 修正金具設置
- レーザー測量
- 土間の打ち直し
- 機材片付け、清掃