担当者から一言
築40年布基礎のお住まいです。
図面上側が擁壁に面しており、盛り土の範囲が沈下して、家の半分ほどが傾いています。
年々傾きが悪化しているらしく、大きな心配事だったそうです。
盛り土が原因で傾いてしまった建物に対しては、盛り土の下にある支持層まで杭を打ち込むアンダーピニング工法が最適です。
家の重量を利用してコンクリート杭を圧入することで、確実な反力を得ることができます。
図面上部では5m前後、図面中央では3m前後で支持層に到達し、家が持ち上がってきました。
今後は盛り土の影響を受けず、支持層で家がしっかりと支えられるようになりました。
工事期間 | : | 10日間 |
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地域 | : | 長野県飯田市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 14ポイント |
結果 | : | 最大46ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 養生
- 地盤掘削
3~8日目
- 地盤掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
9~10日目
- 配管勾配修正
- 沈下修正
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し
- 清掃