担当者から一言
築32年、布基礎の2階建て住宅です。
お風呂や台所が傾いているというご相談を受け、現地調査を行いました。
お聞きしたところ、「10年前に土台上げ工法で傾き修正工事をしたけど、最近また傾きを感じるようになった」とのことでした。
年数が経過するにつれて地盤沈下が進行し、それに伴って床の傾きが再発したと思われます。
今後は建物の重量による地盤沈下が発生しないように、基礎の下にコンクリート杭を打ち込み、支持層よりジャッキアップしていきます。
工事後は、「お風呂や台所の傾きが直り、建物全体がしっかりと安定している感じがする」とのお言葉をいただき、私たちも非常に励みになりました。
今後も、お客さまにとって安心で快適な住まいを提供できるよう、技術力の向上に一生懸命努めてまいります。
工事期間 | : | 12日間 |
---|---|---|
地域 | : | 静岡県焼津市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 17ポイント |
結果 | : | 最大56ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 養生
- 地盤掘削
3~10日目
- 地盤掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
11~12日目
- 配管勾配修正
- 沈下修正
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し