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施主

施主とは

「施主」とは、家を建てたり建物を改修したりするときに、お金を出して工事を依頼する人のことです。わかりやすく言えば、その工事全体を中心で動かす人として考えるとよいでしょう。家づくりや地盤工事などの現場では、工程や費用について最終的な判断をする大切な役割があります。

用語の定義・概要

建物をつくるときには、さまざまな人が関わります。そのなかで「施主」とは、工事を発注し、お金を支払う人(または組織)のことを指します。土地や建物の持ち主でもあることが多いですが、必ずしもそうとは限りません。工事契約を交わす際に「契約する当事者」として名前がのることが特徴です。

地盤工事における施主の役割

地盤工事とは、土地の土の状態を調べたり必要に応じて地面を補強したりする作業です。施主は以下のような役割を担います。

・地盤の調査結果や改良方法などを理解し、専門家と相談する
・工事内容や費用、日程などを最終的に決める
・工事の進み具合を確認し、安全面にも配慮する

契約上・法的に押さえておきたいこと

施主は契約の当事者です。そのため工事に関する責任範囲が明確に示されることが多く、予想外の費用が出たときの対応や、工程の変更が必要になったときの対応を検討しなければなりません。書類上の確認不足や、業者との意思疎通のミスがあると、後になって問題が起きる可能性もあります。契約書や重要な書類には、必ず目を通して不明点があれば業者や専門家に質問しましょう。

地盤関連で知っておきたい施主の注意点

地盤工事の費用は、実際に土地を掘ってみないとわからないことも多いです。工事が始まってから、当初の予算より多くかかることもあるため、余裕をもった資金計画が大切です。工事報告書や地盤調査の結果などをしっかり確認するよう心がけましょう。

  • 地盤調査の結果は、くわしく説明してもらい理解する
  • 予算オーバーが生じる場合の相談方法を決めておく

施主と似た立場・用語との違い

工事の現場では、施主以外にも似たような言葉が使われることがあります。下の表でかんたんにまとめました。

用語 意味や違い
建築主 建築物を建てる人。施主と同じ場合が多いが、所有者でないケースもある
工事発注者 工事を注文する人。施主と重なることが多い
施主 費用を支払い、工事の最終決定を行う立場。契約書にも名前がのる

施主として主体的に情報収集するための心構え

地盤は建物の土台となる、とても大切な部分です。わからないことがあれば、専門家や施工会社に遠慮なく質問しましょう。図や写真を見せてもらったり、専門用語をかみくだいて説明してもらったりすることで、不安が少なくなります。また、信頼できる資料に目を通すことも大切です。しっかりと状況を把握しておけば、安心して工事を進めることができるでしょう。

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