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地耐力

地耐力とは

「地耐力」という言葉を聞いたとき、「土地がどのくらい建物を支えられるのか」をイメージしてみましょう。地耐力とは、簡単にいうと「土の力」です。建物を安全に建てるためには、土地の強さをしっかり知ることが大切です。ここでは、地耐力の基本的な意味やポイントをわかりやすく解説します。

地耐力の定義

地耐力とは、「土地が建物などの重さを支える力」のことです。家やビルを建てるとき、この力が足りない土地に建物をそのまま立ててしまうと、地面が沈んで家が傾いたり、ひび割れが起きたりすることがあります。そのため、地耐力の調べ方や補強方法を知ることが大切です。

地耐力が注目される理由

もし土地が建物の重さを支えきれないと、家のドアが閉まらなくなったり、床が傾いて住みにくくなったりします。大きな地震が起こった場合、家が崩れやすくなるおそれも出てきます。こうしたトラブルを防ぐために、地耐力は家づくりや建物づくりでとても重要なポイントとして注目されているのです。

地耐力に影響を与える主な要因

  • 土地の性質(砂、粘土、岩などの種類によって強さが違う)
  • 地下水の高さや雨による水はけの状況
  • 造成地や埋め立て地など、土地がつくられた経緯
  • 周囲の工事や地形の変化にともなう影響

地耐力の調査方法

家を建てたり、大きな建物を建てたりするときには、まず土地の強さを調べます。調査の方法はいくつかありますが、それぞれ費用や特徴、調べられる深さが違います。代表的なものとしては、スウェーデン式サウンディング試験(スウェーデン式さぐり試験)や孔あけ調査(一般的にはボーリング調査と呼ばれます)があります。

調査方法 特徴
スウェーデン式サウンディング試験 ロッド(細い棒)を回しながら地盤に差し込み、その回しやすさから地盤の硬さを調べる方法
孔あけ調査
(ボーリング調査)
機械で地面を掘り進め、土のサンプルを取り出して直接性質を調べる方法

地耐力を改善・補強する方法

もし土地の強さが足りない場合は、地盤改良と呼ばれる工事を行います。たとえば、表面の土を固める「表層改良」と、柱のように地面の中に固い柱をつくる「柱状改良」などです。こうした方法を使うと、建物を安全に支えるための地耐力を高めることができます。

注意点とチェックポイント

  • 建物を建てる前に、調査結果を必ず確認する
  • 地盤改良工事を行う場合は、工事後の保守管理や点検をしっかり行う
  • 大雨や地震など、大きな環境変化があったときは土地の状態をこまめに観察する
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