担当者から一言
築52年、布基礎のお住まいです。
畑に盛土をした土地に建っていて、擁壁に向かって大きく傾いています。
床の張り替えを含めて全面リフォームをする予定だそうです。
しかし、図面右側はかなりの急勾配であり、床の張り替えでは対応が難しい状態です。
むりやりリフォームしても再度の沈下が懸念されるため、リフォーム会社様より弊社にご相談がありました。
全面リフォーム前提ですから、大きく下がっている範囲のみ基礎を支えてあげれば今後の地盤沈下を防げますし、家全体が安定します。
破損している基礎を補強しながらコンクリート杭を打ち込み、ジャッキアップしていきます。
ジャッキ設置範囲においては新築基準まで水平を確保することで、お客さまとリフォーム会社様のご要望に応えることができました。
工事期間 | : | 8日間 |
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地域 | : | 岩手県一関市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 13ポイント |
結果 | : | 最大45ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 土間の斫り
- 地盤掘削
3~6日目
- 地盤掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
7~8日目
- 沈下修正
- 基礎補強
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し