担当者から一言
築30年、布基礎の2階建て住宅です。
図面左上のお手洗い周辺だけが大きく傾き、内装が大きく裂けていて、住まい自体が危険な状態にありました。
地盤の一部だけが陥没し基礎が宙に浮いた状態になった場合、このような局所的な傾きが発生します。
手作業で基礎の下を堀り、布基礎の下をくぐり抜けて床下に入り込み、ジャッキ設置作業を行います。
そのため、ご在宅でも、お出かけになっていても工事は進みます。
水平に調整することで、玄関ドアのゆがみも解消し、内装の裂け目も緩和しました。
地盤が弱い範囲にコンクリート杭を打ち込むことで、建物の安定性を確保し、将来的な地震に備えることができます。
工事期間 | : | 8日間 |
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地域 | : | 埼玉県草加市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 13ポイント |
結果 | : | 最大102ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 養生
- 地盤掘削
3~7日目
- 地盤掘削
- 配管掘り出し
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
7~8日目
- 沈下修正
- 配管勾配修正
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し