担当者から一言
築50年以上、無筋布基礎で、一部はブロック基礎になっているお住まいです。
約10年前に土台上げ工法によって傾きを直したそうです。
しかし地盤沈下の進行は止まらなかったようで、台所や居間などの床がたわみ、基礎が断裂しています。
15cm前後の傾きが発生している状態で、弊社にご相談がありました。
家の裏に大きな用水路があるため地盤の水分量が多く、表層では家屋の重量を支えきれなかったと考えられます。
基礎下10m前後までコンクリート杭を圧入することで、家を持ち上げる反力を確保できました。
断裂した基礎は鉄のプレートで補強しながら、基礎をジャッキアップしていきます。
基礎を水平に戻した後は床下収納から床下に入り込み、たわんでいる床を束で調整して工事完了です。
工事期間 | : | 18日間 |
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地域 | : | 静岡県静岡市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 25ポイント |
結果 | : | 最大147ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 養生
- 土間の斫り
- 地盤掘削
2~16日目
- 地盤掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
17~18日目
- 配管勾配修正
- 基礎補強
- 沈下修正
- 束調整
- 埋戻し