担当者から一言
築30年布基礎の急斜面に建っている二階建て住宅です。
15年前の購入時には微細な傾きしかありませんでした。
しかし、最近になって傾きがひどくなり、体調不良が発生してしまったことで、弊社にご相談がありました。
屋根に降った雨水は、縦樋を経由して盛り土に浸透する構造になっています。
集中的な雨水の影響で地盤が次第に軟らかくなり、沈下が生じたと考えられました。
アンダーピニング工法を用いて、軟弱化していない固い地盤までコンクリート杭を打ち込んでいきます。
こちらの現場では6mほどコンクリート杭を圧入することで、家を持ち上げる反力を確保しました。
今後も同じような問題を抱える方々に向けて、高品質かつ信頼性のある工事を提供し、安心で快適な住環境を実現できるよう努力し続けます。
工事期間 | : | 11日間 |
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地域 | : | 神奈川県大和市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 16ポイント |
結果 | : | 最大78ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 養生
- 地盤掘削
3~9日目
- 地盤掘削
- トンネル掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
10~11日目
- 配管勾配修正
- 沈下修正
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し