担当者から一言
隣地のマンション新築工事の影響を受け、傾いてしまったお住まいです。
地下階を作るために大きく地盤を掘り下げています。
その掘削により周辺の土圧が下がり、地盤沈下が発生しました。
傾きの範囲は狭いのですが傾斜角が大きく、玄関ドアや窓が歪んでいて鍵がかかりません。
作業スペースを確保するため、破損していた玄関ポーチを取り壊し、そこからトンネル掘りをしてジャッキを設置していきます。
制振アンダーピニング工法を用いて、軟弱化していない地層までコンクリート杭を打ち込み、傾きを修正して行きました。
家を水平にすることで、建具の不具合も全て解消です。
工事期間 | : | 9日間 |
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地域 | : | 長崎県長崎市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 10ポイント |
結果 | : | 最大54ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 埋設管掘り出し
- 地盤掘削
3~8日目
- トンネル掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
9~10日目
- 沈下修正
- レベル測量
- 埋戻し
- 機材片付け、清掃