担当者から一言
築32年、布基礎2階建ての住宅です。
売却予定の建物で、オーナー様はすでに引っ越しされています。
一部が大きく傾いているという理由で、不動産業者に仲介を断られてしまったようです。
「売却後のトラブル防止のため保証がつく工法でお願いしたい、なおかつコストは抑えたい」と、弊社にご相談がありました。
奥側に行くほど盛土が高くなっている造成地です。
表層の盛土で一時的な反力を取って家を持ち上げたとしても今後の懸念が残ります。
そのため、盛土の更に下にある支持層までコンクリート杭を圧入し、ジャッキアップしていきます。
外から掘れないポイントは床下収納から潜り込み、基礎下を掘り下げます。
内側と外側から同時に効率よく作業でき、天候の悪影響を受けず予定通りの工期で完了しました。
工事期間 | : | 6日間 |
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地域 | : | 奈良県橿原市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 10ポイント |
結果 | : | 最大63ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 養生
- 地盤掘削
3~5日目
- 地盤掘削
- 配管掘り出し
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
5~6日目
- 沈下修正
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し