担当者から一言
切土と盛土の境目に、基礎が乗っている住宅です。
地盤強度が均一ではないため、盛土の部分だけ家の重みで地盤沈下しています。
基礎が部分的に折れていて、一箇所に引っ張られるように家が傾いていました。
家屋のバランスを崩している状態は、自然災害への抵抗力に不安が残ります。
基礎の破損と家の傾きの両方を解消するために、基礎を補強しながら家の傾きを直す工事をご提案しました。
基礎のクラックには樹脂を注入し、基礎を強化しながらジャッキアップを行いました。
耐震性が大きく上がり、家の傾きも解消されたため、「今後は安心して暮らしていける」とお客さまに喜んでいただけました。
工事期間 | : | 19日間 |
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地域 | : | 大阪府東大阪市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 17ポイント |
結果 | : | 最大88ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~4日目
- 機材搬入
- 土間の斫り
- 地盤掘削
5~10日目
- 地盤掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
11~15日目
- 修正金具設置
- クラック樹脂注入
- ジャッキ高さ固定
- 沈下修正
16~19日目
- レーザー測量
- クラックパテ補強
- 基礎強化繊維貼り付け
- 機材片付け、清掃