担当者から一言
築30年布基礎のお住まいです。
10メートルの擁壁の上で、とても見晴らしのいい土地に建っています。
購入直後に行っていたリフォーム中に傾きが発覚し、工事が進められなくなってしまいました。
擁壁に沿って基礎が大きく傾いているため、床の張り替えで調整するのは難しい状況です。
家屋の重量で盛土が圧密され、地盤沈下が発生したと推察できます。
表層の地盤では反力がとれないため、アンダーピニング工法によってコンクリート杭を支持層まで打ち込み、傾きを直していきます。
新築時に沈下を想定していたようで、通常の一戸建てと比べて基礎がかなり頑丈に作られています。
そのため、施工範囲を絞った工事でしたが家屋全体をほぼ水平に修正することができました。
工事期間 | : | 12日間 |
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地域 | : | 埼玉県所沢市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 13ポイント |
結果 | : | 最大72ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 地盤掘削
3~10日目
- 地盤掘削
- コンクリート杭圧入
- 配管掘り出し
- ジャッキ設置
11~12日目
- 沈下修正
- レベル測量
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し