担当者から一言
川と水路に囲まれている、ベタ基礎の2階建て木造住宅です。
地盤の陥没がところどころ見られ、特に水路側に向かって大きく家が傾いていました。
お客さまは、ここ数年で明らかに傾きが進行しているとおっしゃっていました。
リフォームを希望されていましたが傾きが15センチと大きく、断られてしまったようです。
明らかに地盤がゆるんでいるため、地盤を強化しつつ家の傾きを修正するグランドコンパクション工法をご提案しました。
敷地内でも地盤の強度がまちまちなため、注入圧の調整をいつも以上に気を使いました。
今までの工事経験を発揮できた、達成感・充実感を得られた難易度の高い貴重な現場でした。
工事期間 | : | 13日間 |
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地域 | : | 静岡県浜松市 |
薬液注入を開始した深さ | : | 地下8.5メートル |
工法 | : | グランドコンパクション工法 |
結果 | : | 最大154ミリの改善 |
グランドコンパクション工法(工法解説ページ)
1~2日目
- ブルーシート等による養生
- 機材の降ろし(硬化剤、水タンク、圧力計、二重管等)
- 土間の斫り
- 手掘り掘削による埋設管確認
3~5日目
- 鉄管によるボーリング調査
- 外部レベル測量
- 二重管による薬液注入
6~11日目
- 外部レベル測量、室内レーザー測量
- 二重管による薬液注入
- 埋戻し、清掃