担当者から一言
かなり高い擁壁の上に建っている、見晴らしの良いお住まいです。
図面の右上が切土、左下が盛土になっていて、盛土の方向に向かって傾いています。
最近になって急激に傾きが悪化してきたようです。
角部屋の窓はほとんど開閉ができません。
傾きが進行して、被害が家屋全体にまで広がってしまうことを心配されていました。
傾きの進行を抑え基礎を水平にするために、擁壁の底盤までコンクリート杭を打ち込み傾きを修正します。
基礎を水平に修正すると建具も元通りになり、この現場では建具調整作業は不要でした。
「水平になっただけでなく今後の不安もなくなって家の居心地が良くなりました」と、嬉しいお言葉をいただきました。
工事期間 | : | 5日間 |
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地域 | : | 神奈川県川崎市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 7ポイント |
結果 | : | 最大52ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 土間のカッター入れ
- 土間の斫り
3~4日目
- 土間の斫り
- 地盤掘削
- コンクリート杭圧入
4~5日目
- 沈下修正
- ジャッキの高さ固定
- 機材片付け、清掃