担当者から一言
築40年前後、2階建ての郵便局です。
ロビーでの傾きはほぼありませんが、郵便局員の方々がお仕事されている範囲が大きく沈下しています。
勤務中のめまいや腰痛にお悩みの方が多かったため、局長より傾き修正のご依頼がありました。
外周のほとんどは土間コンクリートで、建物後面のみ土のままの状態です。
そこに雨水が集中することで土が軟らかくなり、建物の重量に耐え切れず地盤沈下してしまったと考えられます。
作業スペースが狭いため土間の一部を斫り、そこからトンネル掘りをしてジャッキアップを行います。
施主様のご協力もあり、郵便局の営業を妨げることなく完工することができました。
工事期間 | : | 13日間 |
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地域 | : | 東京都文京区 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 12ポイント |
結果 | : | 最大43ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 土間の斫り
- 地盤掘削
3~10日目
- 土間の斫り
- トンネル掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
11~13日目
- 沈下修正
- レベル測量
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し