担当者から一言
築15年ベタ基礎のお住まいです。
建物後方が崖に面しており、高い擁壁と盛土で造成した土地に建っています。
家の重量により盛土が圧密沈下し、傾きが発生したと考えられます。
お客さまは「大地震が起きたら崖に向かって倒壊するかもしれない」と、不安を抱えながら生活されていたそうです。
こちらの現場では、基準点を除いたほぼ全体にコンクリート杭を圧入しジャッキアップしていきました。
築年数が浅く頑丈なベタ基礎のため建物はきれいに持ち上がり、家屋内外の補修や建具の調整も必要ありませんでした。
今後は支持層まで到達しているコンクリート杭が建物を支え、傾きを防止します。
制振アンダーピニング工法を用いることで建物の傾きを解消するだけでなく、より安定した住まいを実現することもできます。
工事期間 | : | 13日間 |
---|---|---|
地域 | : | 埼玉県入間市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 21ポイント |
結果 | : | 最大59ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 養生
- 地盤掘削
3~11日目
- 地盤掘削
- トンネル掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
12~13日目
- 配管勾配修正
- 沈下修正
- 給湯器傾き修正
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し