担当者から一言
築16年、3m前後の擁壁の上に建っている二階建て住宅です。
この住宅は布基礎で構築されており、図面上側が切土で下側が盛り土になっています。
盛り土の部分が地盤沈下し、その結果、家の一部分が傾いてしまいました。
このような建物外周部のみが沈下している場合は、施工範囲を絞ることで比較的経済的な修正が可能です。
こちらの現場ではL字擁壁の底盤までコンクリート杭を圧入し、基礎と擁壁を一体化させることで、家屋全体を安定させることができました。
工事期間 | : | 5日間 |
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地域 | : | 愛知県春日井市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 10ポイント |
結果 | : | 最大29ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 養生
- 地盤掘削
3~4日目
- 地盤掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
4~5日目
- 配管勾配修正
- 沈下修正
- レベル測量
- ジャッキの高さ固定
- 埋戻し