担当者から一言
平成30年北海道胆振東部地震により液状化被害を受け、傾いてしまったお住まいです。
傾きが大きい地点に向かって基礎がたわんでいて、床もきしんでいました。
地盤は砂の割合が多く、水分を含みゆるい状態でした。
耐圧版工法や土台上げ工法では再沈下の恐れがあると判断し、制振アンダーピニング工法による全体的な修正をご提案しました。
雪が積もる地区ならではの布基礎かつ深基礎でした。
基礎が深いため地盤の掘削に苦労しましたが、敷地が広く作業スペースを広く確保できたため、スケジュール通りに完了させることができました。
工事期間 | : | 20日間 |
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地域 | : | 北海道札幌市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 19ポイント |
結果 | : | 最大104ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~5日目
- 機材搬入
- 土間の斫り
- 地盤掘削
6~18日目
- 地盤掘削
- 埋設管の掘り出し
- コンクリート杭圧入
- 沈下修正
18~20日目
- ジャッキの高さ固定
- レーザー測量
- アスファルトの打ち直し
- 機材片付け、清掃