担当者から一言
斜面に盛土をしている土地に建っている、築30年の木造住宅です。
震災では傾かなかったようですが、昔から少しずつ家の傾きが悪化しているとおっしゃっていました。
地盤強度が不均一なため、盛土が高い部分に向かってジワジワと沈下が進行しているようです。
図面右側に向かって、引っ張られるように傾いています。
このような傾き方の場合、傾きが大きい範囲にコンクリート杭を打ち、ジャッキアップします。
過剰に持ち上げずに、コンクリート杭の上に家の重心が残るように傾きを修正していきます。
施工範囲を限定しコストを削減できたため、お客さまに費用対効果の高い工事をご提供することができました。
工事期間 | : | 15日間 |
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地域 | : | 岩手県盛岡市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 14ポイント |
結果 | : | 最大67ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 養生
- 地盤掘削
3~12日目
- 地盤掘削
- 埋設管の掘り出し
- コンクリート杭圧入
- 沈下修正
13~15日目
- レーザー測量
- ジャッキの高さ固定
- モルタル注入
- 埋戻し
- 機材片付け、清掃