担当者から一言
擁壁の上に建っている築3年の新築住宅です。
盛土の地盤沈下が発生し、杭を打っていたにも関わらず家が傾いてしまいました。
新築の10年保証の期間内だったため、建築会社から弊社に家の傾き修正工事のご依頼がありました。
頑丈なベタ基礎で建てられていて、歪みがなく平均的に傾いています。
既存の杭とは位置をずらし、家屋全体にバランス良くコンクリート杭を打ち込みます。
9mの深さまでコンクリート杭を打ち込み、反力を得て傾きを修正しました。
時間をかけて少しずつジャッキアップすることで、家屋に過剰な負担をかけずに持ち上げることができます。
ジャッキアップ時に発生しがちなクロスのたわみもなく、内装の補修は不要でした。
工事期間 | : | 20日間 |
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地域 | : | 大分県大分市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 24ポイント |
結果 | : | 最大100ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 養生
- 機材搬入
- 地盤掘削
3~18日目
- 地盤掘削
- トンネル掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
19~20日目
- 沈下修正
- レベル測量
- 機材片付け、清掃