担当者から一言
崖地で、高い擁壁の上に建築されているお住まいです。
盛土が少しずつ流出し、地盤が沈下していったと考えられます。
基礎の一部が宙に浮いている状態で、和室の角に引っ張られるように傾いています。
浅い地盤では強度が弱く、5mの深さまでコンクリート杭を圧入することで、ようやく反力が得られました。
土間の隙間から雨水が入り込まないように念入りに補修して、今後の地盤沈下を抑制します。
工事期間 | : | 6日間 |
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地域 | : | 京都府宇治市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 7ポイント |
結果 | : | 最大80ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 土間の斫り
- 地盤掘削
3~4日目
- 地盤掘削
- コンクリート杭圧入
- ジャッキ設置
5~6日目
- 沈下修正
- 犬走り勾配修正
- コンクリート土間復旧
- 機材片付け、清掃