担当者から一言
用水路に面していて、大きな高低差がある盛土の上に建っているお住まいです。
建物の裏にある水路側へ傾いているため、大地震における家の倒壊を心配されていました。
傾きが大きい範囲と傾きが小さい範囲を比べると、傾斜角度が著しく違います。
基礎や柱などに過剰な負荷がかかっている状態でした。
今後、盛土の影響を受けないようにするには、制振アンダーピニング工法が適しています。
傾斜が大きい範囲にのみ新しくコンクリート杭を打ち込み、20tジャッキを用いて傾きを修正していきました。
工事後は新築基準内の傾きになり、盛土による地盤沈下の懸念もなくなったため、お客さまより「心配事がなくなって気持ちが楽になった。ありがとう」と、感謝のお言葉をいただきました。
工事期間 | : | 10日間 |
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地域 | : | 広島県呉市 |
工法 | : | 制振アンダーピニング工法 |
ジャッキ設置箇所 | : | 12ポイント |
結果 | : | 最大88ミリの改善 |
制振アンダーピニング工法(工法解説ページ)
1~2日目
- 機材搬入
- 養生
- 地盤掘削
3~8日目
- 地盤掘削
- 埋設管の掘り出し
- コンクリート杭圧入
6~7日目
- 沈下修正
- ジャッキの高さ固定
- 束調整
- 埋戻し
- 機材片付け、清掃